こんにちは。きよなり社会保険労務士事務所の山本です。
平昌オリンピック開幕しましたね。
オリンピックでは様々なドラマがありますが、先日テレビで2006年トリノオリンピックでの感動的な話が紹介されていました。
スキークロスカントリーでストックの折れた選手に敵チームのコーチが新しいものを渡し、ストックを折ってしまった選手のチームは挽回し銀メダルを獲得。
ストックを渡したコーチのチームはメダルを逃すという事態が起こりました。
このコーチはこのまま放っておけば、自国のチームがメダルを獲得する可能性が高くなるという状況下でストックを手渡したのです。
どんな感情だったのでしょう・・・
敵の選手であっても良い状態でベストを尽くして欲しい。そう思ったのでしょうか?
メダルに届かなかったチームの選手の
「メダルを取れなかったのは自分たちの実力不足です」とのインタビューにも爽やかさを感じました。
オリンピックは極限まで追い込んで努力してきた結果を試す舞台です。
誰もが自分のこと、チームのことでいっぱいの時に、相手のことを思いやるという、
そんな姿勢はきっと、日頃の生き方が表れているんじゃないかと思いました。
なかなか難しいことですが…
自分がキツイとき、余裕がないときに自分のことばかり優先するのではなく、相手の立場や思いに敏感でありたい。 そう思いました。