こんにちは。きよなり社会保険労務士事務所の坂戸です。

 

巷では新型コロナウイルス感染症が流行していますが、企業においてもテレワークなどを導入・推奨するところが増えてきました。

私も新聞記事を目にするたび、労働と衛生は深く関係しているなぁ、と実感します。

 


ある企業では数百人を対象に時差出勤をするか、テレワークをするかを選ぶよう社内で通達したそうです。

朝と夕方、メンバー全員で情報を共有する機会を設け、朝はその日どんな仕事をするか全員に報告し、夕方にはどこまでできたかを説明するそう。

施行前は「仕事の管理ができない」と反対する管理職もいたそうですが、朝夕の情報交換で不満は解消したそうです。

 

 

ただ一方で「生活との境目がない」ことで、気持ちを上手に切り替えないと仕事に集中しにくい、

や「上司・同僚とのコミュニケーションが取りづらい」との意見もあるようです。

 

 

出勤時はみなで雑談や食事をしたり、コミュニケーション不足を補う工夫が必要になりそうですね。


こういった感染症や非常事態の時にテレワークを推奨できる環境整備なども企業のこれからの課題になっていきそうです。