こんにちは。きよなり社会保険労務士事務所の坂戸です。
厚生労働省が厚生年金適用拡大を検討していると先日の新聞記事にありました。
パート労働者等の月収要件が緩和されて、月額8.8万円以上が月額6.8万円へ検討されているそうです。
ご存知の通り、厚生年金に加入できるパート労働者は2016年10月に拡大されていて、
①従業員501人以上の事業所に勤務する、②週の所定労働時間が20時間以上、③月額賃金が8.8万円以上、などの要件を満たした人が対象です。
2017年4月には500以下の企業でも労使の合意があれば、加入できるようになりました。
2016年の改正時に働き方を変えた人のうち、全体の58%が労働時間を延ばすなどして厚生年金に加入した一方で、加入を避け短くした人が33%と調査で明らかになりました。
人生100年時代に突入し、老後の備えなどに関心が高まってるようにも感じます。
年金制度がどんどん変わっていく中で、自分に必要なもの、そうでないものを自分自身で選択していかなければならない時代になってきたように思います。