こんにちは、社労士法人KESERAの友景です。

 

間もなく年末🎍

賞与も出て年末ムードが盛り上がっている事業所ばかりの時期ですね。

経団連によると、大企業の今年冬のボーナスは平均の支給額が92万5000円余り。

3年連続で増加していることがわかりました。

物価上昇が続いている中で少しでも景気の良いニュースを聞くと

新しい年に向けても期待値が高まってきますね♪

 

ご存じの方が多いと思いますが、賞与にももちろん社会保険料や、所得税がかかります。

賞与からも控除されるので、手取りが大きく減ることにもなります。

では、退職した場合の社会保険料はどうなるのでしょうか？

 

従業員が月の途中で退職した場合、退職月の前月まで社会保険料が発生します。

つまり、賞与の支給した月の途中で退職した場合は、社会保険料が発生しないことになります。

例：賞与支給月　12月

　12月1日～12月30日までの退職　→　賞与の保険料は発生しない

　12月31日に退職した場合　→　賞与の保険料は発生（控除される）

12月は賞与の計算をする事業所も多いかと思います。

賞与額によっては社会保険料も金額が大きくなりますので、退職者の賞与計算には注意が必要です。

 

さて、今年も残りわずかとなりました。

今年も皆さまのご愛顧を賜り、誠に御礼申し上げます。

新しい年でも変わらぬご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。