こんにちは。きよなり社会保険労務士事務所の原田です。
最近世間ではセクハラ疑惑が話題になっていますね。
報道を見ている限りではお互いの主張は食い違っており、本当のことは何なのかが分からないまま情報だけが先行しているような気もします。
セクハラがあったかどうか、というのは難しい判断だとつくづく思います。
パワハラ問題もよく騒がれていますが、パワハラはまだ第三者の目があるところで行われることも多いのに対し、セクハラは当事者しかいないところで行われることがほとんどです。
証拠を残すこともなかなか難しいものです。
セクハラ行為はもちろんのこと、言動なども受けた側が不快だと感じてしまえば、セクハラだと捉えられることもあり、人それぞれの感じ方によって判断は違ってきます。
疑わしいと思われる言動については注意も必要ですし、冗談のつもりでも相手にとってみたら冗談では済まない場合もあります。
セクハラとは違いますが、普段の生活の中でもそういった食い違いはあるかと思います。
同じ言葉一つ取ってみても、言った人のキャラクターや言い方、その時の感情、状況などによって感じ方は様々です。
自分としては冗談のつもりで軽く言ったことでも相手を傷つけてしまっていることもあるかもしれません。
自分のスタンスから物事をみるだけでなく、相手の立場に立って考えることを常日頃から気を付けていかなければならないな、と改めて思いました。